01. 予備審査
次の①~③の全てを動画データでアップロードするか、またはDVD(DVD-Video形式※)に収録すること。全体の長さが45分を超えないこと。
動画データをアップロードする場合は、ファイル名には氏名及び曲名のみ記載すること(収録日及び収録場所などの追加情報を記載してはならない)。
DVDに収録する場合は、DVDのレーベル面には氏名、曲名を記載し、ケースには、氏名、曲名、収録日及び収録場所を記載すること(オンライン申込を行った者はこれに加え、オンライン申込後発行される受付番号もDVDのレーベル面に明記すること)。
- ① ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのピアノ・ソナタから1曲(全楽章)
- ② ショパン:練習曲集op.10またはop.25から1曲
- ③ 出場希望者の自由選択による任意の独奏曲
- ・各曲の長さについては特に指定しない。
- ・独奏曲には、協奏曲は含まれない。
- ・2017年11月1日以降に収録したものとする。
- ・未編集で、カメラアングルは固定とし、顔と手元が常に明確に映っているものとする。
- ・ピアノ・ソナタの各楽章を別々に分けて録画することは構わないが、1つの楽章もしくは1曲の中で編集をしてはならない。
- ・演奏中の手の動きと音が一致していないと判断された場合は、審査の対象外とされる場合がある。
- ・ビデオカメラの音声ボリュームを自動的に調節する機能は、演奏の抑揚が無くなるため、使用しないこと。また極端に音量が大き(小さ)かったり、雑音が入ったりしてはならない。
- ・審査は匿名で行われるため、演奏者の氏名が動画データまたはDVDの映像及び音声の中に記録されてはならない。
- ※DVD-Video形式とは、DVDフォーラムで制定された規格で、一般的なDVDプレーヤーで再生可能な記録媒体のこと。
02. 予選
任意の独奏曲で、35分以上かつ40分を超えない演奏時間のリサイタルプログラムを構成し、演奏する。
ただし、下記の作曲家の作品から1曲以上、かつ、10分以上の演奏を含めなければならない。
J.S.バッハ,ハイドン,モーツァルト,ベートーヴェン,シューベルト,メンデルスゾーン,ショパン,シューマン,ブラームス
- ・曲数、各曲の長さについては特に指定しない。ただし、ピアノ・ソナタを選んだ場合には全楽章を演奏すること。
- ・特殊奏法(内部奏法、プリペアドピアノ、トーンクラスターなど)を含む作品は選択の対象外とする。
03. セミファイナル
次の曲目から1曲を選択し、演奏する。
- ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 op.37
- ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 op.58
04. ファイナル
次の①②の両方を演奏する。
- ①次の曲目から1曲を選択すること(ベーレンライター版を使用すること)。
- モーツァルト:ピアノ協奏曲 変ロ長調 K450
- モーツァルト:ピアノ協奏曲 ニ長調 K451
- モーツァルト:ピアノ協奏曲 ト長調 K453
- モーツァルト:ピアノ協奏曲 変ロ長調 K456
- モーツァルト:ピアノ協奏曲 へ長調 K459
- ②次の曲目から1曲を選択すること。
- ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 op.73 「皇帝」
- ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 op.11
ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 へ短調 op.21
- リスト:ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調 S124
リスト:ピアノ協奏曲 第2番 イ長調 S125
- シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 op.54
- ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 op.15
ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 op.83
- チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 op.23
- ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 op.18
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 op.30
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 op.43
- ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト調
- バルトーク:ピアノ協奏曲 第3番 Sz119
- プロコフィエフ:ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 op.16
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 op.26
<演奏についての注意>
- ・演奏は暗譜で行う。
- ・演奏は全て公開される。
- ・演奏審査において、時間の都合により、楽曲の一部を省略させることがある。
<曲目変更についての注意>
予選からファイナルまでの曲目を変更する場合は、文書(Fax、E-mail可)でコンクール事務局に届け出ること。ただし、2019年3月15日(金)必着とする。