仙台国際音楽コンクール

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プロフィール


©Harold Fortin

ダン・タイ ソン DANG Thai son(ヴェトナム)

ピアノ部門 審査委員

世界を舞台に活躍するベトナム人ピアニスト。1980年10月、ワルシャワで開催された第10回ショパン国際ピアノコンクールで優勝し、一躍音楽界の注目の的となる。これは、一流国際コンクールにおけるアジア人ピアニスト初の優勝という快挙でもあった。

故郷ハノイで母親からピアノの手ほどきを受けた後、モスクワ音楽院で、ヴラジーミル・ナタンソンやドミートリ・バシキーロフに師事。

ショパン国際ピアノコンクール優勝後、40を超える国々を訪れ、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団、モントリオール交響楽団、BBCフィルハーモニー管弦楽団、パリ管弦楽団、NHK交響楽団等、世界的に著名なオーケストラや室内管弦楽団と共演。

また著名な国際音楽祭での演奏も数多く、NHKの「ニューイヤー・コンサート」(1995年)において、ヨー・ヨー・マ、小澤征爾、キャスリーン・バトル、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチとの共演が実現。2001年には、アイザック・スターン最後の音楽祭となった宮崎国際音楽祭に参加、ピンカス・ズーカーマンとの3度の共演を含むコンサートを行った。ショパン生誕200周年の2010年3月1日には、ワルシャワ国立オペラ劇場において、フランス・ブリュッヘン指揮のもと、18世紀オーケストラとピアノ協奏曲第2番を披露した。

世界中から招聘を受け、多数のマスタークラスを開催。現在は、モントリオール大学(カナダ)で教鞭を執る。また、ショパン国際ピアノコンクール(ポーランド)、クリーヴランド国際ピアノコンクール(アメリカ)、アルトゥール・ルビンシュタイン国際ピアノコンクール(イスラエル)、クララ・ハスキル国際ピアノコンクール(スイス)、浜松国際ピアノコンクールなど、権威ある国際コンクールの審査員を務めている。

これまでの半生をまとめた伝記、『ショパンに愛されたピアニスト─ダン・タイ・ソン物語』が、ヤマハミュージックメディアより2003年に刊行されている。