Profile
©Taeuk KANG
ピアノ部門 審査委員
韓国を代表するピアニスト、音楽指導者。1985年のロベール・カサドシュ国際ピアノコンクール(現在のクリーヴランド国際ピアノコンクール)で優勝。1986年にニューヨークデビュー。ニューヨーク・タイムズでは「キム・デジンはソリストとして成功するために必要な全てを備えている」と絶賛された。以来、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの主要都市で、リサイタルやオーケストラとの共演を重ねている。
国際的な評価を得ているマスタークラス、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全集の一日演奏会、モーツァルトのピアノ協奏曲全曲のシリーズ公演など、現在も過密なスケジュールをこなしている。最近のレコーディングには、ポーランド国立放送交響楽団と共演して弾き振りを行ったモーツァルトのピアノ協奏曲(K488、K453)、シューベルトのピアノソナタ(D664、D784)がある。
その業績が認められ、韓国音楽協会の年間最優秀教授賞、韓国文化省の年間最優秀アーティスト賞を受賞。2017年にはテウォン文化財団の音楽賞大賞を受賞した。最も優れた指導者に与えられるクムホ音楽財団の教授賞も2度授与されている。
ブゾーニ、クララ・ハスキル、ベートーヴェン(ウィーンとボン)、クリーヴランド、浜松、高松、リーズ、エリーザベト王妃、ルビンシュタインなど多くの国際ピアノコンクールの審査委員を務める。門下生も主要な国際コンクールで入賞しており、クララ・ハスキルとリーズの優勝者キム・ソヌク、ジュネーブとブゾーニの優勝者ムン・ジヨンも含まれる。
2008年から2017年には水原市立交響楽団の音楽監督を務めた。客演指揮者として、ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団、ブエノスアイレス・フィルハーモニー管弦楽団などと共演している。
現在、韓国芸術総合学校ピアノ科教授。
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