第8回仙台国際音楽コンクール|The 8th Sendai International Music Competition

実施要項

第8回仙台国際音楽コンクールについて

Ⅰ 出場申込について

01. 出場資格

1992年1月1日以降に出生した者

02. 申込受付開始

2021年6月10日(木)

03. 申込締切

2021年11月10日(水)24:00(日本時間)

郵送物がある場合は、2021年11月10日(水)当日消印有効 とする。

04. 申込方法

出場希望者は、申込締切までに以下①~⑤をコンクール事務局に提出し、⑥を支払うこと。

①出場申込

下記よりオンライン申込を行うこと。
※申込受付期間:2021年6月10日~11月10日
ヴァイオリン部門
ピアノ部門

②申込日から6ヶ月以内に撮影した写真、または高画質データ オンライン申込の際に高画質データとしてアップロードするか、または下記送付先に郵送すること。
郵送の場合、写真2枚(7×10cm程度・裏面に氏名を明記)、もしくは高画質データを入れたCD-RまたはDVD-R等を送付すること。
  • ※上半身・正面から撮影したもの。
  • ※データは700×1000ピクセル以上の高画質のもの。
  • ※著作権による制限がないもの。
  • ※写真は公式プログラム、ホームページ等広報に使用する。
③年齢を証明できる書類 (パスポートのコピー等) オンライン申込の際に画像データとしてアップロードするか、または下記送付先に郵送すること。
④予備審査の課題曲を収録した動画データのアップロードまたはDVD

動画データをアップロードする場合は以下の手続きに従うものとする。

  • 1.2021年11月10日(水)24:00(日本時間)までに、オンライン申込を完了する。
  • 2.申込完了後、コンクール事務局から3日以内(11月8日以降は24時間以内)に、申込時登録されたメールアドレスへ、個別アップロード先をお知らせするメールが届く。
  • 3.2021年11月12日(金)24:00(日本時間)までに、個別に与えられたリンク先へ動画データをアップロードすること。
    ※アップロードが可能なフォーマットはMP4、AVI、MOVとする。

DVDを選択する場合は、DVDレーベル面に、オンライン申込完了後に発行される受付番号を明記し、下記送付先に郵送すること。
DVDを郵送する場合の締切は、2021年11月10日(水)当日消印有効とする。


※動画データのアップロード及びDVD提出については、課題曲ページ「01.予備審査」(ヴァイオリン部門ピアノ部門)を参照のこと。

⑤学校の修了証書、コンクールディプロマまたはそれに相当するもののコピー

オンライン申込の際、音楽の学習歴及び音楽コンクール入賞歴を記入すること。その欄に記入した学校もしくはコンクールの正式名称が分かるよう、修了証書、ディプロマまたはそれに相当するもののコピーをアップロードするか、または下記送付先に郵送すること。
これらは、公式プログラム、ホームページ他コンクール出場の際の広報用に使用するために必要な書類であり、審査には影響しない。

⑥参加料

オンライン申込の際、日本円で1万円をクレジットカード決済すること。または2021年11月10日(水)までに入金となるよう、下記の口座に振り込むこと。


〔口座振込の場合〕参加料振込先
振込口座/七十七銀行 仙台市役所支店 普通預金No. 5090814
名義人/公益財団法人仙台市市民文化事業団

  • ※指定の期日までに参加料が支払われない場合には、申込を受理しない場合がある。
  • ※手数料は全て本人の負担とする。(海外送金の場合は高額になる。)
  • ※参加料はいかなる理由があっても返還しない。

書類、DVD等を送付する場合の送付先

〒981-0904 宮城県仙台市青葉区旭ケ丘3-27-5
仙台国際音楽コンクール事務局 Tel: 022-727-1872

注意事項
・郵送の際は、郵便書留、宅配便等、配達の証明が可能な手段で送付すること。
・提出物に記入漏れなど著しい不備がある場合、申込を受け付けない場合がある。
・提出物の郵送中の紛失については、コンクール事務局はその責任を負わない。
・提出物は返却しない。

05. 予備審査

コンクールの出場者を決定するため、予備審査を行う。予備審査は動画データ(DVD含む)等の上記「04.申込方法」に示す提出物によって行う(課題曲の詳細は、ヴァイオリン部門ピアノ部門を参照)。
予備審査の結果は、2022年2月15日(火)までに出場希望者に通知する。
なお、予備審査を通過した者にはコンクールの詳細をあわせて通知する。

Ⅱ コンクールへの出場について

01. 出場登録

予備審査を通過した者は、以下の期日に出場登録を行わなければならない。それぞれの期日に出場登録をしない者は、コンクール出場の資格を失う。登録会場はコンクール事務局が仙台市内に指定する。

ヴァイオリン部門 2022年5月19日(木)
ピアノ部門 2022年6月9日(木)

02. 出場者への旅費補助

日本国外に居住する出場者に対する仙台への往復旅費について、下記のとおりコンクール事務局が地域ごとに定める額を補助することとし、出場登録時に日本円で支給する。これ以外の旅費については全て本人が負担すること。

国と地域 補助する金額
アジア 5万円
アジア以外の地域 10万円

・支給される金銭について、日本の法律により税が課せられる場合において源泉徴収をする必要があるときは、これを控除した上で交付する(税率は原則として20.42%)。

03. 出場者への滞在費補助

出場登録日から下記の期日まで、コンクール事務局が仙台市内に指定するホテルを使用する場合に限り、主催者が出場者の宿泊料金(シングル1名の基本室料+朝食代)を負担する。これ以外の滞在費は全て本人が負担すること。

予選出場者 予選終了日の翌々朝まで
セミファイナル出場者 セミファイナル終了日の翌々朝まで
ファイナル出場者 ファイナル終了日の翌々朝まで

04. 練習

コンクールの期間中、以下のとおり練習の機会を無償で提供する。

  1. 1)ピアノ部門は、出場登録日の翌日からピアノを備えた部屋を下記の時間。
    予選出場者 1日につき4時間
    セミファイナル出場者 1日につき8時間
    ファイナル出場者 1日につき12時間
  2. 2)ヴァイオリン部門の予選における事前のオーケストラとの練習の機会を1回。練習時間は40分以内とする。
  3. 3)各部門とも、セミファイナル及びファイナルにおける事前のオーケストラとの練習の機会をそれぞれ1回。セミファイナルの練習時間は1時間以内、ファイナルは80分以内(いずれも指揮者との打合せを含む)とする。練習時間は、演奏曲の長さによって変更することはない。

05. 演奏の順序

コンクール予選及びセミファイナルにおける演奏の順序は出場登録時に、ファイナルにおける演奏の順序はセミファイナル終了後にそれぞれ行われる抽選に基づいて決定する。

06. コンクールの演奏について

コンクールは一般に公開される。
予選から入賞者記念ガラコンサートまでの演奏は、ライヴまたは録画・録音によるテレビ・ラジオでの放送、インターネットでの配信を行うことがある。

07. 審査

審査は、別に定める審査規程に基づき各部門11名の審査委員で構成する審査委員会が行う。
各出場者に対する評価は一般に公開される。
審査委員は、出場者のうち過去2年以内に自己に師事したことのある者について、審査することができない。
審査委員と出場者は、予選開始からファイナル終了まで、接触してはならない。ただし、通過できなかった出場者については、次の審査段階以降、この限りではない。
審査委員会の決定については、いかなる異議ないし不服申し立ても許されない。

08. 賞

  • 1)賞金

    第1位 賞金 300万円 金メダル ディプロマ
    第2位 賞金 200万円 銀メダル ディプロマ
    第3位 賞金 100万円 銅メダル ディプロマ
    第4位 賞金 80万円 ディプロマ
    第5位 賞金 70万円 ディプロマ
    第6位 賞金 60万円 ディプロマ

    ・審査委員会は、空位または複数の入賞者を同位に決定することができる。複数の入賞者が同位にある場合には、当該順位とその次順位の賞金の合計額を等分して授与する。

  • 2)各部門の最高位入賞者への副賞

    • ① 2025年12月末日までに、日本国内における仙台フィルハーモニー管弦楽団または日本の代表的なオーケストラとの通算3回以上(入賞者記念ガラコンサートを含む)の共演の機会を提供する。
    • ② 2025年12月末日までに、仙台市等におけるリサイタル出演の機会を提供する。
    • ③ CDを制作する。

    • ・上記の演奏会における出演料は、1公演につき日本円で10万円に日本の消費税を加えた金額とし、当該演奏会に係る旅費及び宿泊費は、主催者が負担する。ヴァイオリンリサイタルにおけるピアノ共演者の出演料、旅費及び宿泊費についても、原則として同様とする。
    • ・各部門の最高位入賞者が、上記の演奏会に出演する以前に日本において演奏会に出演する場合には、必ずコンクール事務局に届け出ること。
  • 3)セミファイナルに出場し、かつセミファイナルを通過しなかった者のうち、注目すべき才能を示した各部門の出場者1名に対し、審査委員奨励賞として賞金50万円を授与することがある。
  • 4)聴衆賞その他の賞を定めることがある。
  • 5)コンクールの趣旨に賛同する団体または個人から提供された副賞等を各部門の入賞者に授与することがある。

・授与される金銭について、日本の法律により税が課せられる場合において源泉徴収をする必要があるときは、これを控除して交付する(税率は原則として20.42%)。

09. 入賞者記念ガラコンサート

主催者は、各部門のファイナル最終日の翌日に上位3名までの入賞者が出演する入賞者記念ガラコンサートを仙台で実施する。
各部門の上位3名までの入賞者は、本コンサートの出演に同意しなければならない。
本コンサートで演奏する曲目は、コンクールのファイナルまたはセミファイナルにおいて出場者が演奏した曲目から運営委員長が指定する。また、演奏部分を指定することがある。

  • ・本コンサートにおける入賞者に対する出演料は、1回あたり日本円で10万円に日本の消費税を加えた金額とし、主催者が負担する。
  • ・授与される金銭について、日本の法律により税が課せられる場合において源泉徴収をする必要があるときは、これを控除して交付する(税率は原則として20.42%)。

Ⅲ その他

01. 査証取得

コンクール出場のために入国査証が必要な場合は、出場者本人の責任で入国査証を取得すること。なお、査証取得のため招へい状等を必要とする場合は、コンクール事務局に申請すること。

02. 保険

コンクール出場時の出場者自身の健康、傷害に関する保険及び楽器、手荷物、その他の所持物品に関する事故、火災、盗難、破損に関する保険は、必要と思われる場合には、本人自身が加入すること。

03. 著作隣接権等

出場者は、本コンクールで行われる全ての演奏及びコンクール終了後に行う関連演奏会での演奏並びに主催者が制作する録音・録画物に含まれる演奏に関し、日本国著作権法に基づき享有する実演家の諸権利、並びにコンクール及びコンクール終了後に行う関連演奏会の公式記録に関する肖像権について、主催者である公益財団法人仙台市市民文化事業団に無償譲渡するものとする。

04. プライバシーポリシー

申込時に記載される個人情報は、日本の法律に基づき事務局が管理し、当コンクールの運営のためにのみ使用する。

05. 日本の法律への準拠

この実施要項は、仙台国際音楽コンクール規約に基づいて作成されたものであり、これに関して発生する問題は、日本語のコンクール規約に基づき、かつ日本の法律に準拠して解決される。

06. コンクール期間中の演奏活動

コンクール出場者は、コンクールにかかるもののほか、コンクール期間中いかなる演奏活動も行なってはならない。ただし、通過できなかった審査段階以降については、この限りではない。

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