Sendai International Music Competition

ケヴィン・ケナー | 仙台国際音楽コンクール公式サイト

プロフィール


©Juho SIM

ケヴィン・ケナー(アメリカ) Kevin KENNER

ピアノ部門 審査委員

1990年ショパン国際コンクール最高位受賞(聴衆賞、ポロネーズ賞を同時受賞)、チャイコフスキー国際コンクール銅メダル(ロシア作品最優秀演奏賞を同時受賞)、国際テレンス・ジャッド賞受賞など、数々のコンクールで輝かしい成績を残す。

カリフォルニア州出身。幼少の頃よりピアノに親しみ、ポーランド人教師のクシシュトフ・ブジュザに、その後ポーランドで著名な教授であるルドヴィク・ステファンスキに、ボルティモアのピーボディ音楽院ではレオン・フライシャーに師事し、研鑽を積む。

ソリストとして、ハレ管弦楽団、BBC交響楽団、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、NHK交響楽団などのオーケストラや、アメリカではサンフランシスコ、カンザス、ニュージャージー、ロチェスター、ボルティモア等のオーケストラと共演を重ねる。指揮者のスタニスワフ・スクロヴァチェフスキはケナーのショパンについて、記憶に残る中でこれまでで最も繊細で美しいと評した。

室内楽奏者としても積極的な活動をしており、ヴァイオリニストのチョン・キョンファとのワールドツアーや、東京、エッシャー、ベルチャ、アポロン・ミューザゲート等の弦楽四重奏団との共演があるほか、ヴェルビエ音楽祭やワルシャワで開催される「ショパンと彼のヨーロッパ」国際音楽祭にも度々招待されている。録音も多数行っており、パデルフスキとショパンのCDはそれぞれグラモフォン誌の今月の一枚に選ばれるなど、いずれも高い評価を受けている。

英国王立音楽大学教授を経て、2015年よりマイアミ大学フロスト音楽校で教鞭を執る。同校で、フロスト・ショパンアカデミー&フェスティバルを設立し後進の指導にあたるほか、ブゾーニやショパン等、多くの国際ピアノコンクールで審査委員を務めている。

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