• YouTube
  • Facebook
  • X

プロフィール

©Taeuk KANG

キム・デジン(韓国) KIM Daejin

ピアノ部門 審査委員

韓国を代表するピアニスト、音楽指導者。1985年のロベール・カサドシュ国際ピアノコンクール(現在のクリーヴランド国際ピアノコンクール)で優勝。1986年にニューヨークデビュー。ニューヨーク・タイムズでは「キム・デジンはソリストとして成功するために必要な全てを備えている」と絶賛された。以来、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの主要都市で、リサイタルやオーケストラとの共演を重ねている。

国際的な評価を得ているマスタークラスや、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全集の一日演奏会、モーツァルトのピアノ協奏曲全曲のシリーズ公演など、現在も過密なスケジュールをこなしている。最近のレコーディングには、ポーランド国立放送交響楽団と共演して弾き振りを行ったモーツァルトのピアノ協奏曲(K488K453)、シューベルトのピアノソナタ(D664D784)がある。

その業績が認められ、韓国音楽協会年間最優秀教授賞、韓国文化省年間最優秀アーティスト賞を受賞。2017年にはテウォン文化財団の音楽賞大賞を受賞した。最も優れた指導者に与えられるクムホ音楽財団の教授賞も2度授与されている。

ブゾーニ、クララ・ハスキル、ベートーヴェン(ウィーンとボン)、浜松、リーズ、エリーザベト王妃、ルビンシュタインなど多くの国際ピアノコンクールの審査委員を務める。門下生も主要な国際コンクールで入賞しており、クララ・ハスキルとリーズの優勝者キム・ソヌク、ジュネーヴとブゾーニの優勝者ムン・ジヨンも含まれる。

2008~2017年にはスウォン・フィルハーモニック管弦楽団音楽監督として、メラーノ音楽祭、ブルックナー音楽祭などで指揮。また、シベリウスとチャイコフスキーの交響曲全集ライヴCDをリリース。

30年以上にわたり韓国芸術総合学校ピアノ科教授として教鞭を執り、現在は総長を務めている。

前のページへ戻る