Sendai International Music Competition

ダン・タイ・ソン | 仙台国際音楽コンクール公式サイト

プロフィール


©佐藤寛敏

ダン・タイ・ソン(カナダ/ヴェトナム) DANG Thai Son

ピアノ部門 審査委員

「真の音楽家」アイザック・スターン

ヴェトナムのハノイ生まれ。母親からピアノの手ほどきを受けた後、モスクワ音楽院でウラディーミル・ナタンソンとドミートリ・バシキーロフに師事。

1980年第10回ショパン国際ピアノコンクールで第1位と金メダルを獲得。アジア出身のピアニストで初めての優勝を果たす。

ショパンコンクール優勝後は、世界40ヵ国以上で演奏活動を行う国際的ピアニストとして活躍。これまでに、サー・ネヴィル・マリナー、ピンカス・ズーカーマン、マリス・ヤンソンス、パーヴォ・ヤルヴィ、ウラディーミル・アシュケナージら著名な指揮者のもと、フィルハーモニア管弦楽団、パリ管弦楽団、シュターツカペレ・ベルリン、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団、モントリオール交響楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、NHK交響楽団など世界のトップ・オーケストラと共演。

現在、ニューイングランド音楽院とオバーリン音楽院で教鞭を執り、多くの生徒が主要な国際コンクールで入賞を果たしている。また、ショパン国際ピアノコンクールをはじめ、クリーヴランド、クララ・ハスキル、ルービンシュタイン、ブゾーニ、シドニー、モントリオール、浜松など権威ある国際コンクールの審査委員も務めている。

2003年、これまでの人生が語られた『ショパンに愛されたピアニスト―ダン・タイ・ソン物語』が、ヤマハミュージックメディアから出版された。

2016年カナダのプリ・オプス賞で「年間最優秀コンサート」部門賞を受賞。また、20189月には、ポーランドの文化および国家遺産の貢献者に贈られる最高位の顕彰「文化功労勲章」金章を受章した。

ドイツ・グラモフォン、メロディア、ビクターエンタテインメント、ポーランド国立ショパン研究所などからCDを多数リリースしており、2017年には、アシュケナージ指揮フィルハーモニア管弦楽団と録音したパデレフスキ作品集がフランスのレスムジカ誌において「今月の1枚」に選ばれた。

公式ウェブサイト: www.dangthaison.net

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