Sendai International Music Competition

マティアス・キルシュネライト | 仙台国際音楽コンクール公式サイト

プロフィール


🄫Maike Helbig

マティアス・キルシュネライト(ドイツ) Matthias KIRSCHNEREIT

ピアノ部門 審査委員

豊かな感情と物語性に富んだ表現で聴衆を魅了し、“ピアノの詩人”(南ドイツ新聞)と評されたドイツを代表するピアニスト。

チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、ハーグ・レジデンティ管弦楽団、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー、バンベルク交響楽団、NDR北ドイツ放送フィルハーモニー交響楽団などのオーケストラや、ハルトムート・ヘンヒェン、マルクス・ボッシュ、クリストファー・ホグウッド、アンドリュー・マンゼ、シャーンドル・ヴェーグ、ミヒャエル・ザンデルリンク、アレクサンダー・リープライヒ、アリアーヌ・マティアク、ユーリ・テミルカーノフ、アロンドラ・デ・ラ・パーラなどの指揮者と共演を重ねている。室内楽では、クリスティアン・テツラフ、ダニエル・ホープ、フェリックス・クリーザー、シャロン・カム、ダニエル・ミュラー=ショット、ミンゲ弦楽四重奏団、アマリリス弦楽四重奏団らと共演している。

1989年からはレコーディングも精力的に行っており、モーツァルトのピアノ協奏曲全集をはじめ、数多くのアルバムをリリースしている。2009年、メンデルスゾーンのピアノ協奏曲ホ短調の世界初録音によって、エコー・クラシック賞を受賞。また、F.A.E.ソナタを収録したアルバム『FAE-Frei aber einsam』は、西部ドイツ放送(WDR)の“ベスト・ブラームス・レコーディング・オブ・ザ・イヤー”を受賞した。2023年9月、2枚組CD『タイム・リメンバード』をベルリン・クラシックスからリリース。バッハ、ビル・エヴァンス、ラフマニノフ、武満徹など、彼の人生の「プレイリスト」が収録されている。

現在は、ロストック音楽・演劇大学教授として後進の指導にあたっている。また、2012年からドイツ東フリジアで開催されている「ゲツァイテン音楽祭」の芸術監督を務めるほか、ドイツの文化プロジェクト「Rhapsody in School」と「TONALi」での活動にも力を注いでいる。

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