仙台市について
仙台市は、慶長5年(1600年)に伊達政宗公が居城を定めてから全国有数の城下町となり、現在まで東北の中核都市として発展してきました。1999年には人口百万人を超え、大いなる飛躍を続けています。気候としては、寒暖の差が少なく、冬にも積雪が少ないのが特長です。
「杜の都・仙台」といわれるとおり緑の多い街で、5月には中心街のケヤキ並木の新緑がことさら美しく、賑わいと自然が調和した街並みとなっています。また「学都」として10校以上の大学・短大をもち、国内外から優れた人材が集い、学び、交流しています。
季節を彩る風物詩としては、勇壮な裸参りが有名な1月のどんと祭、5月の第3日曜日には山鉾と時代行列が勇ましい仙台・青葉まつりが行われます。8月には、豪華絢爛な笹飾りが市中心部を彩り、毎年200万人以上の観客が訪れる仙台七夕まつり、12月には欅並木のライトアップが美しいSENDAI光のページェントが行われるなど、お祭りも盛んです。
「楽都仙台」として、仙台フィルハーモニー管弦楽団を擁し、仙台国際音楽コンクールや、クラシック音楽の祭典・仙台クラシックフェスティバル(愛称「せんくら」)の開催や、仙台フィルの団員が講師を務める仙台ジュニアオーケストラを運営するなど、地域の音楽文化の一層の発展を目指しています。また、市民団体が主体となって、定禅寺ストリート・ジャズ・フェスティバルなどの屋外音楽祭が多数開催され、一年を通して街を音楽で彩っています。
写真提供:仙台市観光課、仙台観光国際協会