Sendai International Music Competition

エリック・タヴァッシェルナ | 仙台国際音楽コンクール公式サイト

プロフィール

エリック・タヴァッシェルナ

エリック・タヴァッシェルナ(フィンランド) Erik T. TAWASTSTJERNA

ピアノ部門 審査委員

ヘルシンキ芸術大学シベリウスアカデミー名誉教授を務めるフィンランドを代表するピアニスト。

モスクワでプライベート・レッスンを受けたのち、ウィーン国立音楽大学でディーター・ウェーバーに師事。サシャ・ゴロドニツキのもとジュリアード音楽院で音楽修士号を取得。ニューヨーク大学ではユージン・リストに師事し博士号を取得。ヴィルヘルム・ケンプやドミトリー・バシキーロフのマスタークラスにも参加した。

1968年マイ・リンド国立ピアノコンクール第2位入賞を機に、世界各地でコンサートに出演。故郷であるフィンランドのオーケストラとは、ラフマニノフの協奏曲第3番やバーンスタインの交響曲第2番「不安の時代」などで共演を果たす。1990年には、迎賓館赤坂離宮で行われた御前演奏会に招待された。

これまでにショパンの「4つのバラード」やシベリウスの「ピアノ音楽全集」など数多くのレコーディング作品をリリース。後進の指導にも熱心で、門下生の多くが国際コンクール上位入賞を収めており、その中にはヘンリ・シーグフリードソンやヴィクトル・シェストパルなどヨーロッパ各地で大学教授の道に進んでいるピアニストも多い。

国際コンクール審査委員の経験も豊富で、ヴァン・クライバーン、バルセロナ・マリア・カナルス、ダブリン、ウィーン・ベートーヴェン、ニューヨーク、フランツ・リスト・ワイマール、韓国イサン・ユン、サンクトペテルブルク・プロコフィエフなどに招かれている。ギルドホール音楽演劇学校、ベルリン芸術大学、東京音楽大学などでマスタークラスを開催。2006年、フィンランドの最も優れた教授に贈られるプロフェッサー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。

前のページへ戻る