Sendai International Music Competition

高関 健 | 仙台国際音楽コンクール公式サイト

プロフィール

高関 健

©Stas Levshin

高関 健 TAKASEKI Ken

ピアノ部門 指揮

広島交響楽団音楽監督・常任指揮者、新日本フィルハーモニー交響楽団正指揮者、大阪センチュリー交響楽団常任指揮者、群馬交響楽団音楽監督(現在・名誉指揮者)、札幌交響楽団正指揮者、京都市交響楽団常任首席客演指揮者などを歴任し、現在、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団常任指揮者(2015年4月~)、仙台フィルハーモニー管弦楽団レジデント・コンダクター(2018年4月~)、静岡交響楽団ミュージック・アドヴァイザー(2018年4月~)、東京藝術大学音楽学部指揮科教授 兼 藝大フィルハーモニア管弦楽団首席指揮者の任にある。

桐朋学園在学中にカラヤン指揮者コンクールジャパンで優勝。ベルリンに留学しカラヤンのアシスタントを務めた。タングルウッド音楽祭でバーンスタイン、小澤征爾らに指導を受け、1981年にベルゲン交響楽団を指揮してヨーロッパ・デビュー。1983年ニコライ・マルコ記念国際指揮者コンクール第2位。1984年ハンス・スワロフスキー国際指揮者コンクール優勝を経て、1985年1月に日本フィル定期演奏会で日本デビュー。

以降、国内オーケストラはもとより、ウィーン交響楽団、オスロ・フィル、デンマーク国立放送交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、クラングフォーラム・ウィーン、プラハ放送交響楽団、ケルン放送交響楽団などに客演。2013年2月と2017年4月にはサンクトペテルブルグ・フィル定期演奏会を指揮、ロシアの名門オーケストラから豊潤な響を引き出し、聴衆や楽員から再び大絶賛を受けた。

オペラでは新国立劇場「夕鶴」、大阪カレッジオペラ「ピーター・グライムズ」などで好評を博し、2009 年のピエール・ブーレーズ京都賞受賞記念ワークショップではブーレーズから、ミッシャ・マイスキー、イツァーク・パールマンをはじめとする世界的ソリスト、特にマルタ・アルゲリッチからはシチェドリンの作品の日本初演等3回の共演を通じてその演奏を絶賛されるなど、絶大な信頼を得ている。

第4回渡邉曉雄音楽基金音楽賞(1996年度)、第10回齋藤秀雄メモリアル基金賞(2011年)、第50回サントリー音楽賞(2018年度)を受賞。

2019年3月には、ウラジオストクとサンクトペテルブルグにおいて、『ロシアにおける日本年』の一環として團伊玖磨のオペラ「夕鶴」を指揮、日本とロシアの文化交流に大きな役割を果たした。

twitter.com/KenTakaseki

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