Sendai International Music Competition

タン・シヤオタン | 仙台国際音楽コンクール公式サイト

プロフィール

タン・シヤオタン(中国) TAN Xiaotang

第2回 仙台国際音楽コンクール ピアノ部門 優勝

タン・シヤオタンは北京中央音楽学院ピアノ科の教授として教鞭をとるほか、演奏家としてもオーストラリアのシドニーオペラハウスや中国の文化国立センターなどの著名なコンサートホールをはじめ、フランス、ドイツ、日本、ポーランド、ポルトガル、モロッコなど世界各地で演奏活動をしている。また、ドイツのバンベルガー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、モロッコフィルハーモニー管弦楽団、中国国立交響楽団、上海フィルハーモニー管弦楽団、北京交響楽団をはじめとした多くのオーケストラとも共演している。

音楽祭にも多く招聘され、世界中で演奏活動をおこなっている。ラヴェル音楽祭やDu Pays Briard(フランス)、メシアン・ピアノ・フェスティバル(ドイツ)、仙台クラシックフェスティバル(日本)などで多くのリサイタルにも出演している。そしてその演奏はフランス国立放送やドイツのバイエルン放送、NHK、中国の国営放送曲・CCTVなどでも放送されたほか、有名なクラシック音楽誌にも紹介されている。

1979年、北京で生まれ、5歳からピアノをはじめ、1年後には演奏活動をはじめた。2002年に中国で最も有名なピアノコンクールの一つである「中国アモイ(金の鐘賞)ピアノコンクール」で優勝。2004年には仙台国際音楽コンクールピアノ部門にて優勝及び聴衆賞、駐日フランス大使賞を受賞した。その卓越した技術と熟練の演奏によるオーケストラとの共演で、彼は審査委員と聴衆の両方から大きな賞賛を得た。2005年12月にはふたたびパリのアニマート・ヤング・ピアニストコンクールで1位と聴衆賞を受賞。2006年にはスタインウェイ&サンズ社よりミュンヘン・スタインウェイ・ヤング・コンサート・ピアニストの賞を与えられた。

タン・シヤオタンは北京中央音楽学院で著名なピアノ教師のヤン・ジュン氏に師事し修士学位とディプロマを取得したのち、世界的に著名なピアニストでミュンヘン音楽演劇大学教授のゲルハルト・オピッツ氏、パリ・エコール・ノルマル音楽院教授のマリアン・リビツキー氏のもとで研鑽を積んだ。

新鋭ピアニストとして、タン・シヤオタンは2008年の北京オリンピックの主題歌「私とあなた」と挿入歌の「Five-ring Olympic Flag」のレコーディングにも参加した。

前のページへ戻る